リーマンショック後の2009年に新規上場会社数が急激に落ち込んでから、徐々にその数も回復してきました。近年は上場によるデメリットばかりが注目され、自ら上場廃止を選ぶ会社も増えてきた中で、新規上場会社が増えてきたという事実は喜ばしいことです。

確かに上場を維持するためには手間やコストがかかりますし、株主の期待に応えなければならないプレッシャーもあります。しかし、上場することによる以下のようなメリットは、手間やコストに変えられないものがあると考えております。

・資金調達

・知名度の向上

・内部管理体制の充実

・コンプライアンスを意識した経営の実現

・オーナーの創業者利益の確保

・ストック・オプションの活用

・優秀な人材の確保

当事務所では、これから新規上場を目指したいお客様の初期段階でのIPO支援サポートをさせていただきます。現実的に上場準備に取り掛かれるという時期がきたら、監査法人や証券会社をご紹介し、その後は上場監査対応等で引き続きIPO支援をさせていただきます。

短期調査(ショートレビュー)

短期調査を実施し、上場審査での形式基準・実質基準に照らして会社が解決しなければならない経営管理面、財務面での問題点を洗い出します。

IPOスケジュールの立案

IPOまでのスケジュールを立案します。ここではショートレビューによって発見された問題点を解決するためのアクションプランを作成し、実行していく期間も考慮してスケジュールを組まなければなりません。

事業計画策定支援

ベンチャーキャピタルや証券会社、銀行に提出する事業計画書の策定を支援します。事業計画は会社の目標を数値化し、その実行可能性を示すためのものです。 会社がどのような成長曲線を描き、それに応じてどこでどれくらいの設備投資資金が必要になるのかを明確にする必要があります。

内部管理体制の構築支援

社内規定の作成支援や、J-SOX対応のための内部統制関連資料の作成支援、開示体制の整備、監査法人からの内部統制改善事項への対応等、上場審査に耐えうる内部管理体制の構築を支援します。